治験を始めたのは、「割のいいバイトがある」と友人に誘われたのがきっかけでした。
普段からその友人に治験の体験談を聞いており、治験に馴染みはありました。
でもいざ自分が治験をするとなると不安があり、インターネットで色々と調べました。
インターネットで調べてみると「後遺症が残る可能性がある」などの情報も出てきてかなり不安になったことを覚えています。
ですが、当時20代の大学生だった私にとって治験で得られるお金はかなり魅力的。
1度だけならと、治験に参加することにしました。
治験に応募するには治験サイトに登録する必要があります。
私は友人が登録していたサイトに登録し、友人と同じ案件に応募。
後日友人と一緒に事前検診に行きました。
私は問題なしで治験本番に招待されたのですが、友人はその検診で糖尿病が発覚して結局一緒に受けることができませんでした笑。
治験会場は都内の病院です。
部屋は異なりますが、普通に入院している人とすれ違うこともありました。トイレやラウンジは共有のものでした。
治験モニターをしている人の年齢層は20代~40代程度と幅広かったですが、春休みの時期ということもあり若い大学生のような人もいました。
うつ病人向けの薬ということで、副作用の心配も少ないと踏んだのか自分と同じように初めての治験体験だという人が多かったです。
入院中は基本的に自分のベッドで寝ているだけの生活。
自分は大学のレポートを書いて時間をつぶしていました。隣の人は資格の勉強をしていて、意外と有意義な時間を過ごしていました。
ただ、治験を受けている全員が大部屋で過ごしているので本当の意味でのプライベートな時間はあまり無いです。
私は周りの人の気配など気にならないタイプですが、気になる人はいるだろうなと思っていました。カーテンだけでも仕切りがあれば良かったのですが。
2泊3日の入院を2回。2回とも同じメンバーでしたが、2回目の入院の方が病室が静かでした。みんな自分の過ごし方を見つけたのかなと思っていました。
結局、この治験バイトでもらった報酬は8万円ほど。1泊あたり2万円くらいです。
都内でバイトしていると、フルタイムで入っても1万円ちょっとの給与なので、普通にバイトするよりもはるかに稼げました。
後遺症が残る、副作用が出るといった可能性もなくは無いため、最初は不安でしたが実際に治験を受け終わった後には「これで8万円ももらえるのか〜」という感想です。
自分のやりたいことをやりながら時間を潰せてお金も貰えるという感覚なので、満足感は相当高かったです。
治験が終わった後、最初に誘ってくれた友人とは別の友人に今度一緒に治験を受けないかと誘いました笑。
一度治験を受けた人は半年間程度の休薬期間が必要とのことなので、そんなに頻繁には受けられないですがまた機会があればやりたいなと思っています。
割のいいバイト

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