治験モニターに参加した場合の流れ

体験談

私は治験モニターに何回も参加したことがあり、時代とともにルールが厳しくなってきたことを実感しております。
それでも治験は自由時間の多さや、多額の協力金が魅力的なので、可能な限り治験モニターに応募し続けると思います。
治験に参加した場合に実際何をするのか?を経験談として紹介します。

治験に参加するには事前検査を受けて合格する必要があります。
治験内容によりますが、倍率2倍以上は当たり前なので、体調がすぐれなかったり、血液検査の結果によっては不合格になることもあります。
検査をクリアして合格すれば治験に参加することができます。
治験は日帰りもあれば、何泊かの宿泊タイプもあります。
今回は3泊4日に行った時の治験を例にして流れを紹介します。

治験当日は多くの場合夕方集合です。集まって最初に行うのは事前検査と似たような検査をして3~4人の補欠を決めます。補欠に選ばれた人は1泊だけして1万円を渡されて帰宅します。1日目はこの検査以外は夕食を食べてシャワー入って終わりです。

2日目の朝に血液検査をして最終的な治験参加者を告げられます。この時、治験参加予定者の血液検査が悪ければ補欠が繰り上がりで治験に参加できることもあります。そうして治験参加者が確定したら昼12時に秒単位で計測して順番に薬を服用していきます。
ここからつらいのが、4時間のベット拘束の上に10回を越える血液検査です。
ベット拘束では座りながら居眠り禁止なので眠りそうな人がいたらスタッフが声をかけてきます。そのため居眠りをしないようにするために自衛する必要があり、事前に漫画を持ってきたり、PCやスマホで遊んだりと暇な時間を有効活用できるようにする必要があります。もしトイレに行きたい場合には車イスに乗って移動したり尿瓶を使う必要があるので事前にトイレに行くのも必須です。
そして、何よりも苦痛なのが頻繁にする血液検査です。両腕の内側にするのがルールのようで、同じ場所に注射をすることも多く、傷口に注射で結構痛いです。
しかも、注射をする前は『注射まで○○秒』とカウントされているので嫌でも意識が注射に向いてしまい知らぬ間に終わっていたなんてことはありません。
私にとって治験の最大の難関は2日目で、この日だけで20回近く注射をすることになり、治験最大のデメリットでもあります。

3日目はかなり楽です。数時間置きに血液検査はありますが、1日を通して5回程度で終わります。この血液検査と食事以外はほとんどが自由時間で特にベットの拘束もないので自由に動けます。

4日目には心電図、血圧、血液検査、医者の診断等を受けて午前中には開放されます。宿泊タイプの治験はほとんどが2回セットになっており、2回目の泊まりの場合には現金で協力金を渡されて終了です。
3泊4日×2ですと12万円程度が多いですが、宿泊が長い治験になると20万円を超えるものもあるので、財布に厚みが出て少し緊張します。

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