実は治験同様に謝礼が当日戴くことができる、大学の研究の実験被験者のアルバイトがあります。これは、脳研究において一般の人を集めて、脳の機能を検査するために行われる研究で一般人でも参加することが可能なんです。今回は、そんな脳波の実験の被験者アルバイトの実際の体験談を紹介します。
まずはその求人の探し方ですが、大学の掲示板にかかれていることがほとんどです。ですが、その求人内容も私の場合は、インターネットで検索したところヒットがあったのでそこから申し込みました。脳波に関する研究の求人内容は多彩で、年齢や男女の制限があるのは一般の治験のアルバイトと同じです。特徴的なのは、閉所恐怖症で無いかどうか、これはMRIを使用し、長時間検査されるために聞かれることが多いです。妊娠はもちろん、ペースメーカーと言った磁気が入ったききの使用はNGなのも大きな特徴です。他意外なのは、左利きNGという項目もあります。これは、利き手が違うことで研究に関わる脳の部位の働きに差があるようなので、事前に書かれていることが多いのです。
私が参加したのは、音声の無い映画を見ている状態で、脳の働きを見る治験でした。まずは、好きなハリーポッターの映画を選び、セットされてその映画をただずっとMRIの固定された状態で2時間ずっと見ているものでした。映像や人間の視覚情報の解析にそれぐらいかかるのだそうです。ただし、リビングで映画を見ているわけではなく、寝返りや首を固定されてずっと見ている状態なので、長時間同じ姿勢を取るのが苦手という人は、事前に参加前に確認をしておくことが大切です。
また、MRIのウィーンやごぉーといった音は聞こえるので、耳栓を渡されますが、その雑音が苦手という人もかなりきついのでは無いかと思いました。説明に30分、実際の実験のデータを取るのに二時間、最後に脳の機能を見るためのアンケートに30分、謝礼を直接渡されて被験者のアルバイトは終わりました。
私が参加した治験のアルバイトは4時間で9000円でした。基本MRIでの実験が脳実験のアルバイトの場合はメインで使用されるので、閉所恐怖症や一回経験で苦手な人は大変かもしれません。ですが、時間の長さの割には給金が高いのが特徴です。また、実験の種類によっては頭に電極をつけるためにシャンプー持参という場合は、価格が高めになっていることもあります。それぞれの実験の条件を事前に聞くこと、民間の病院での研究で募集しているケースもあるので検索で探してみると比較的見つかります。
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